統合失調症と倉庫作業
倉庫作業は統合失調症の人に向いている
統合失調症の人には、倉庫作業はかなり向いていると言えます。
周りとあまりコミュニケーションをとる必要がなく、一人で黙々と行える仕事だからです。
といっても、複数人での作業なので、全くコミュニケーションをとらない訳ではありません。
作業を完遂するため、リーダーや、周りとたまにコミュニケーションをとります。
「ここはこうしてください」、「ここはこうしましょう」といった感じです。
僕の場合、この倉庫作業は天職だと思っていました。
黙々と作業するといっても、その日に達成しなければならない作業ノルマがあり、最後までやり抜くためにスピード感をもって仕事をすることがあって、気付くと勤務終了時間になっていたということが多々ありました。
作業をやり終えたときには達成感がありますし、勤務終了予定時間の前までに作業を終えられると、工夫してできたなとうれしく思えます。
営業やライターと違って、頭を使うことが少なく、手を動かすため、統合失調症の方には負荷がかかりにくいです。
多少体を動かすため、適度な運動になり、勤務時間も特に残業はほぼなく、無理せず仕事ができます。
統合失調症の方には、倉庫作業はかなりお勧めです。
倉庫作業の収入
倉庫作業の収入は、そこそこ良いと言えます。
しかし、収入を上げるには、やはり管理職になる必要があります。
倉庫作業スタッフから、倉庫管理といった具合です。
ただ、企業にもよりますが、倉庫管理は難しい仕事かと言ったら、そうでもありません。
実際に僕が働いていた倉庫の管理者は、スタッフに作業を指示し、自分は倉庫の中をうろうろうろうろ、時間が過ぎるのを待っているといった感じでした。
こんな仕事で僕らよりも時給が高いんだなと、うらやましく思っていました。
中には倉庫管理まで上がると、お客様との打ち合わせや、物流の企画をするといった仕事内容の企業もあります。
そうなると、統合失調症の方には少し負荷がかかってしまうかもしれません。
ちなみに、倉庫作業の時給は、東京で、アルバイトで1200円程度です。
意外と高いなと思った方が多いのではないでしょうか。
一日8時間、週5日フルタイムで働いたとして、192000円の収入です。
生活していくには十分といえる額ですね。
また、倉庫作業はアルバイトから正社員登用がある企業が多いです。
正社員となると仕事内容が変わってしまう可能性がありますが、収入は安定しますし、アルバイトから始めるという手もいいのではないでしょうか。
統合失調症の倉庫作業のやりがい
僕自身が倉庫作業にやりがいを感じていた点は、何と言っても「達成感」です。
作業を最後までやり終えた後の達成感で、毎日が充実していました。
勤務の始めは、体力的にキツい面はありましたが、上司が休憩を取らせてくれたりもしましたし、慣れるとノンストレスで仕事に集中できました。
この仕事は、統合失調症の自分には天職だなと心から思っていました。
統合失調症の方には、ぜひ一度倉庫作業職に就いてみることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか。
参考になりましたでしょうか。
今日は、統合失調症の方にとって前向きな内容になったかと思います。
現に、僕もこの記事を書いていて、また倉庫作業職に就こうかなと考えたぐらいです。
倉庫の中の作業現場なので、オフィス勤務と違って緊張感もあまりないです。
統合失調症の方には、倉庫作業は本当にお勧めです。
統合失調症の方が、この記事をみて、倉庫作業職に就き、有意義な生活を送るようになってもらえたら幸いです。
それでは。